高齢者の運転は危ないのか?
ここ数年、高齢者の自動車事故が多く報道されています。マスコミがあえて小さな記事でもこのカテゴリーに入るのなら敢えて載せるということもあると思いますが、まず間違いなく増えていると思いますし、これからもっと多くなるでしょう。
なぜなら団塊の世代がこれから後期高齢者になれば、母数が増えることから間違いなく事故発生数も増えるからです。
高齢者が事故を起こす原因としてあげられるのは、注意力の低下が挙げられます。が、注意しても若い頃に比べると危険を察知する力が無くなっていることが重要です。若者がスマホを触りながら歩いていても、難なく人を避けて歩けるのは、注意に集中しなくても「気配を感じる能力」があるからでしょう。実は危険を察知する力は「気配を感じる能力」なのではないかと思うからです。
そこで提案ですが、「気配を感じる能力」を判定するプログラムがあれば、運転以外にも自転車に乗るとか、歩道を渡るとかに関してもある程度危険を被る度合いを測ることができるのではないでしょうか?
高齢者が事故を起こす原因のもう一つとして、この方々が免許を取った時はオートマチックではなくマニュアルだったこともあげられるのではないでしょうか?特に、バックの方向が手前が昔のマニュアル車だったのに、今は、向こう側に押さなければならない。瞬時の動作は、昔取った杵柄からバックを手前にしてしまい、これがドライブに入ってしまう。ですから、高齢者には、マニュアル車をという意見もあります。
どちらにしても、現在の生活は本当にあちらこちらに出かけなければならない現状から色々な面で対策をとっていく必要があるでしょう。