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医療ビジネス

医療や介護の諸問題について解説します。講演の依頼もお受けしております。

ゾルビデム酒石酸塩

昨日は、沢井製薬の製品説明会があった。(残念ながら写真を撮り損ねました。)ゾルビデム酒石酸塩のOD錠の説明だ。先発メーカーの製品説明会と違って、ジェネリックの説明は製剤特性に重きを置いた説明になり、意外と知らない事が多いので勉強になる。そのような訳でいつも楽しみにしている。

今回のゾルビデム酒石酸塩は言わずと知れたマイスリーだ。しかしながら、オリジナルにはOD錠がなく、不便に感じていた患者も多かったに違いない。そのプロセスはこうだ。

高齢者は、夜間頻尿の割合が多いので、寝る前の飲料水の摂取は極力さけたいところである。しかし入眠剤を飲むために水が必要になってくる。しかし、OD錠なら水なしでも服用できるので安心である。また、嚥下障害のある人にも有用であろう。

しかし、この手の薬剤は、固定客が多い。「マイスリー」という言葉のプラセボ効果もあり、すでにマイスリーを服用している患者に対してのスイッチは難しいだろうと勉強会の場でも意見が出た。これから新規に処方する人には十分有用な薬剤であろうと思われる。

それはとにかく、下の写真は沢井製薬のゾルビデムとサノフィのマイスリーを並べた写真である。左はOD錠になっているにもかかわらず、オリジナルの錠剤と同じ大きさを実現している。「すばらしい製剤技術だ!」とは薬剤師の加藤さんの弁である。

[caption id="attachment_216" align="aligncenter" width="300"]zolpidem 左が沢井のOD錠、右がサノフィの錠剤[/caption]

[caption id="attachment_217" align="aligncenter" width="300"]zolpidem 裏側はほぼ同じ[/caption]