Eisai-Biogen to advance Alzheimer's drug, provide fresh hope
すでに今月初めにエーザイ&バイオジェンのBAN240の第2相試験の成功のニュースが流れました。現在、両者は第3相試験の準備に入っており、これらの詳細は今週行われるthe Alzheimer’s Association International Conference で明らかになるようです。
いつも思うことですが、創薬に関して、どのような試験デザインをするかによって結果が変わってきます。天と地ほどの違いがあります。昔は試験デザインがゆるくていい意味で間違って別の効果のある薬剤になるというケースもありました。しかし、今はかなり精緻な設計をしているようで、この記事の中にあるように 評価スケールを新たにすることによって、今までエンドポイントでの評価を後期患者に当てはめていたものを、ここには書かれていませんが、初期の患者のを評価するものに変えているようです。また、私も勉強不足で知らなかったのですが、治験においてベイズ統計学を使うようになっているのには驚きました。