医療ビジネス

医療や介護の諸問題について解説します。講演の依頼もお受けしております。

医療の現場からMRを見る vol.1

はじめまして、ネットスタイルの山崎博史です。私の本業は、製薬企業さまのマーケティグコンサルティングですが、それ以外にある地区の医師会のアドバイザーやクリニックにおいて院長の研究のお手伝い、若手医師の相談相手などを行っています。そのため、各メーカーのMRさんに接する機会も多々ありますし、製品説明会や研究会でもMRさんにお世話になっております。しかし、元々はプロパー出身でもありますので、医師や看護師などの医療従事者とは違って、製薬企業側の視点でMRさんをいつも見ています。このメールマガジンでは、医療現場におけるMRさんの生の実態を製薬企業出身の立場からご紹介し、今後のMR像を考えていければと思っています。

どの職業でもそうであるように、MRさんにも優秀な人、並の人、どうでもいい人と分けることができます。そして、訪問されている企業30社あまりのMRさんのうち、優秀な人は2、3人、並の人は5、6人、それ以外は問題外と私は見ています。あくまでも感覚的に数えているだけですが、若手の医師と話していると、だいだい同じような感想を持っているようです。

今、これを読まれている貴方の会社のMRさんが上位3社に入っているかは、ご想像にお任せしますが、実は、優秀なMRさんでさえも、かなり緩めに判定しているのが現状で、実のところ、医師の要求に応えられるMRさんは皆無です。その原因はMRさんにあるのか?会社の教育にあるのか?営業戦略にあるのか?次回からこのあたりを私が経験した具体例を挙げて考えていきましょう。