医療ビジネス

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Google+、普及を拒むもの

google+

Google+を使ってみて、これは日本で普及させるのは大変だなぁ、と思います。まず、障壁になるのは、Googleアカウントを持っている人が極端に少ない事です。私の住所録を見ても、会社のメールアドレス、プロバイダーのアドレスがほとんどで日常的にGoogleアカウントを使っている人はわずかです。もっと端的に言えば、携帯のメールアドレスだけの人もいます。

次に、私が例えばocn.ne.jpのメールアドレスを持っている人をGoogle+に招待しようと思うと、まずocn.ne.jpのメールで「googleのアカウント」を作ってね、と頼まなければなりません。

さらに、「Googleアカウント」と「Gmailアカウント」は似て非なるものです。「Googleのアカウントを作ってね」と頼まれた人は、おそらく「gmail」で検索するでしょう。すると、「Googleのメールサービス」の画面に飛ぶことになります。ここでGmailのアカウントを作成しても、gmailアドレスを取得できますが、プロフィールの作成などがないため、Google+からの招待メールは受け取れません。招待メールを受け取るためには、「Googleアカウント」を取得しなければなりません。この説明を今まで使ったことのない人に説明するのは難しいです。間違えて、一つ目のGmailアカウントを作ったら、先へ進めません。

Google+は今までのGoogleアカウントのサービスの拡張版なので当たり前と言えば当たり前ですが、この概念は一般の人(会社のメール、ispのメールユーザー)には伝わらないと思います。

つまり、Googleアカウントの新規作成の方法をシンプルにしなければ、facebookのように一般に広がらないと思います。因に、facebookの友人がgoogle+も使いたいということで、招待メールを送ったけれども、うまく繋がらないと言ってすでに2週間も経っています。