医療ビジネス

医療系、健康系のアプリケーションは今後注目株です。開発、マーケティングのアドバイスはお任せください。ご連絡、お待ちしております。医療や介護の諸問題についても解説します。講演の依頼もお受けしております。

IT

遠隔医療の前倒し活用

telehealthは公衆衛生、特に、治療計画に関する患者の積極的な行動を促すべきだ。この記事からはそのように受け取れます。現在、海外も含めてtelehealthは治療のために使われていますが、このarticleでは前倒しすることによって、医療関係者の負担を減らすこ…

日本の医療政策、技術革新に逆行 デービッド・リックス氏

9/14日経新聞にイーライ・リリーのCEOであるDavid A. Ricks氏のコラムが掲載されました。すでに読まれた人も多いと思います。製薬企業が一つの薬剤を上梓するまでに、膨大な研究開発費を投じています。それは、膨大な種類の化合物が基礎研究、非臨床研究、臨…

医療の破壊的イノベーション

アクセンチュアの最新のレポートによると、テクノロジー企業の85%とベンチャーキャピタル(VC)企業の77%が、医療の破壊的イノベーションを最優先課題の1つと考えているようです。それは、私たちの周りに多くのビジネスチャンスがあり、すべての企業がこの…

今どき、ICTではないのだけれども

昨年の暮れに塩崎厚生労働大臣の記者会見で、大臣がICTという言葉を使われた時に、非常に違和感を感じました。これは、第2回未来投資会議で「医療・介護分野に置けるICT活用」の発表を受けてのことだど思うのですが、それ以上にこの資料の中を見ると、「ICT…

Fitbitの2000万人の利用者から

Fitbitが2000万人の利用者のデータを分析して公表しています。前回はアメリカ国内での調査でしたが、今回はワールドワイドです。これを見ると、アイルランドがトップですが、日本人も結構歩いていますね。ただし、睡眠は日本はランク外でした。 全体的に見る…

CTOが新規ビジネスを創出するためには

IT AI

昨日・今日と行われている日経BP社のIT関連の催しに行ってきました。たまには、このような催しに出て世の中のニーズがどのあたりにあるのかを知るのは私にとってはとても大事ですが、いつも出ていて感じるのは、各社のプレゼンテーションが細かすぎる点が気…

CCRCは高齢者の年金と資産を当てにした非生産ビジネスモデル 〜松江市Rubyとの比較〜

CCRCという言葉を聞いたことはあるでしょうか?Continuing Care Retirement Communityの略で、官邸の日本版CCRC構想有識者会議 では、「東京圏をはじめとする高齢者が、自らの希望に応じて 地方に移り住み、地域社会において健康でアクティブな生活を送ると…

スラム街 IoTの進む中で見逃してはいけない問題

国連は2030年には全世界の人口80億人のうち50億人が都市部に住んでいると推計しています。都市化はアフリカを中心に急速に進んでいますが、これに伴ってスラム街が増殖しており、都市部の人口の62%がスラム街に住んでいるそうです。 スラム街が増殖している…

ヒューマンエラー 使いやすいシステム・アプリへのヒント

最近、同じような事故が2件あって非常に関連性が高いのでそこから何を洞察したら良いのかを考えてみたいと思います。一つは11月26日にコロンビアでブラジルのプロサッカー選手を乗せたチャーター機が墜落した事故です。先日、調査委員会が人為的ミスが…

医療IT化はなぜ進まないのか? 第2弾 ITリテラシーの相違

以前から医療ビジネスの相談を受けた時によく言うのですが、医療機関の職員は医師、看護師、事務員に至るまでITリテラシーが低いことに気をつける必要があります。これは決してITの能力が低いと言うわけではありません。PCなどを使う必要のない仕事が多いの…

祝開設20周年 抗菌薬インターネットブック

「抗菌薬インターネットブック」という日本で処方されている抗菌薬のインターネット上のデータベースです。これを公開したのは、1996年の12月でした。つまり、公開から20年も経ちました。私が最初に手掛けたwebサイトです。 抗菌薬インターネットブック 公開…

EBHとは evidence based health

EBHは目新しい言葉ではありませんが、ここにきて注目を集めています。簡単にいうと、「健康であるための証拠」、言い換えれば、「どのような生活をすれば健康でいられるか」ということになります。以前の投稿でEBMについて触れましたが、EBHが遅れた原因はev…

医療のIT化はなぜ進まないのか? コストと投資の違い

つい先日、HEALTH2.0のイベントが日本で開催されました。Health 2.0は、ヘルスケアとITの融合領域であるデジタルヘルスに関するイベントで、Health 2.0社が2007年に立ち上げました。おそらく多くの人が想像するのは、病院などのIoT化などが進んでいくイメー…

手書きの効用

最近、ある中小病院の院長から電子カルテ導入について相談を受けた。大学病院から応援の医師を派遣してもらっているのだが、彼らが手書きのカルテと知ってびっくりするそうだ。若手の大学病院医師に気持ちよく働いてもらい、また、彼らの情報共有の仕方を取…

Windows Azure

最近、「Windows Azure」に非常に興味を持っている。PaaSとしてのクラウドは一般の人にも馴染みが出て来ているサービスだが、Windows AzureはIaaSにもなりうる非常にフレキシブルなサービスだ。企業のビジネスの機会を逃さない非常に魅力的なものであり、提…

ITを使わず、ITの考え方を使う

小さなクリニックから大きな病院まで処置室にはさまざな医療機器や医薬品などが使用されており、それぞれに使用期限がある。また、ある医薬品を複数回購入した場合、使用期限が違うものが混在してくることになる。処置室以外にも、在宅療養支援診療所の場合…

Google+、普及を拒むもの

Google+を使ってみて、これは日本で普及させるのは大変だなぁ、と思います。まず、障壁になるのは、Googleアカウントを持っている人が極端に少ない事です。私の住所録を見ても、会社のメールアドレス、プロバイダーのアドレスがほとんどで日常的にGoogleアカ…

ケアカンファレンス

ケアカンファレンスにオブザーバーとして出席した。ケアカンファレンスは、主治医を中心に訪問看護師、ケアマネージャー、時には家族なども入って、今後のケアの方針に対して意見交換する事である。残念な事に患者さんが亡くなられた場合はDeath Conference…

BadooやらNetlogやら

IT

最近、facebookの友人たちの間で広まってしまっている悪質な出会い系SNSだ。なぜこうも簡単にみんなコロッとだまされてしまうのか。やはりソーシャルネットワークに慣れていないからかもしれない。 しかも、ごく普通の人が引っかかるならまだしも、ビジネス…