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医療ビジネス

医療や介護の諸問題について解説します。講演の依頼もお受けしております。

CCRCは高齢者の年金と資産を当てにした非生産ビジネスモデル 〜松江市Rubyとの比較〜

CCRCという言葉を聞いたことはあるでしょうか?Continuing Care Retirement Communityの略で、官邸の日本版CCRC構想有識者会議 では、「東京圏をはじめとする高齢者が、自らの希望に応じて 地方に移り住み、地域社会において健康でアクティブな生活を送ると…

在宅看取りの満足度評価と医療介護介入の在り方に関する研究

これは3年ほど前に、私、山崎博史が書いたResearch&Questionsです。しかしながら、あまりにも手間と症例数を必要とするために、最後まで研究が進まなかったものです。おそらく大きな大学病院が関係医療機関と共同で行わないとできない研究だと思います。ど…

在宅医療も地域包括ケアも知られていない

あるサイトに辻彼南雄先生(水道橋東口クリニッック)の談話が載っていました。曰く、「在宅医療のことを知っている患者はほとんどいない」。思わず頷いてしまいました。実は、過日一般の方々に介護保険について講演をいたしました。講演後、アンケートを取…

終末期のヘルパーの役割

以前、行われたケアカンファレンスでは、終末期の患者さん(90歳以上、男性、独居)についてケアマネージャーを司会に、医師、看護師、ヘルパー、ディサービスなどを交えて意見交換を行った。ケアマネージャからこの1ヶ月ほどの現状報告を総括してもらいな…

高額療養費制度は若者に優しいか?

ここ1週間ほど、厚生労働省を中心に社会保障費の増加を抑制するために、医療・介護の改革案を見直しており、ニュースで流れています、その中でも高額療養費制度に関してです。高額療養費制度とは、ある一定を超えた医療費は戻ってくる制度です。 具体的には…

在宅医療の看護師

在宅医療で活躍する看護師には、在宅療養支援診療所で医師と行動を供にする看護師と訪問看護ステーションで在宅へ訪問する訪問看護師がいます。 在宅療養支援診療所の看護師は、医師の補助として看護業務を行い、訪問看護師は医師による訪問看護指示書を元に…

セルフネグレクトに関して考える

セルフネグレクト問題が頻繁にニュースで流れるようになってきました。セルフネグレクトは、自己放任と言われ生活に関する能力や意欲が低下している状態です。ニュースなどで問題視されるのは高齢者ですが、実は全世代に関してこのような状態になっています…

ケアマネージャーの仕事

まず、介護のサービスを受けるにあたって、最初に対面する人がケアマネージャーという職種の人です。「マネージャー」という言葉からも分かる通り、介護サービス全般のマネージメントを担います。 介護相談 最初に、ご家族などからじっくり現在の状況を聞き…

医療・介護の改革項目

現在、厚生労働省を中心に見直されている項目を私なりに列挙してみました。医療保険は、「入る」を増やし「出す」を減らす。介護保険もほぼ同様、医療提供体制は、今後の需要に見合った提供体制と地域偏在の是正です。 医療保険 高額療養費の見直し 介護療養…

家族が介護する場合

家族は一番身近で、要介護者の性格などを熟知しています。また、同居していればちょっとした変化も気がつきます。しかし、家族だからこそお互いに言いたいことも言えるし、愚痴もこぼしてしまいがちです。そのためギクシャクするケースが多いのも事実です。…

要介護の原因になる疾患

介護が必要になった主な原因についてみると、「脳血管疾患」が21.5%と最も多く、次いで、「認知症」15.3%、「高齢による衰弱」13.7%、「関節疾患」10.9%となっています。男性の場合、「脳血管疾患」が32.9%と特に多くなっています。それぞれどのような…

勇美記念財団の在宅医療のシンポジウム

今年も、多くの関係者が集ったようです。実は、今年は用事があって行けなかったのが残念です。今年の様子はNHKのニュースでも紹介されていましたが、より具体的な問題点に突っ込んだ議論がされたようです。 その一つに「認知症やがんなどの知識が足りない」…

介護を乗り切るために

介護は大変です。認知症の人に寄り添いたいといっても実際は簡単ではありません。そのような中で、どうしていけばよいでしょうか? まずは介護者自身が自分の生活を良いものにするべきです。自分だけの時間を持ちましょう。介護者自身がある意味余裕を持てな…

なぜ知らなければならないのか?

介護にまつわるトラブルはとても多いです。その原因として一番に挙げられるのは、「介護制度について知らない」と言うことです。介護制度を理解していないことで、行政と揉めたり、医療機関と揉めたり、介護事業所と揉めたりと枚挙にいとまがありません。 特…

そもそも介護とは

今、高齢者で介護を必要とする人が多くなっています。街中をデイサービスの車が高齢者を送迎しているのをご覧になった人も多いでしょう。また、訪問看護ステーションの車が家の前で停まっているのを見かけたこともあるでしょう。 数年前から、介護問題は大き…

介護保険の講習会をしました

M生命保険さんの皆さんに介護保険に関する講演をしました。 今回は二回めということで、話をする時間を短くして、その後質問コーナーにしてみましたところ、ある程度理解が深まったということもあり、さまざまな質問がありました。 質問の内容も具体的な内容…

在宅療養とニュータウンの変遷

ベビーブーム 1947年から1949年にかけてベビーブームが起こった。この間の出生数は250万人/年で、ベビーブーム世代は約800万人いるとされている。いわゆる「団塊の世代」である。 団塊の世代が大人になり結婚して、マイホームを持つ時代は高度成長期である…

在宅医療について

今年度の第16回日本在宅医学会大会は3月1〜2日に浜松で行なわれます。指定演題の抄録も書き終えてほっとしている今日この頃です。そこで在宅医療に関して徒然なるままに書いていこうと思います。 昭和23年に制定された医療法は、医療を提供する場所を診…

第15回日本在宅医学会大会

3月30日、31日の両日、松山で第15回日本在宅医学会大会が催された。今回は、昨年度に在宅医療連携拠点事業も行われた関係で多数の人が参加していた。私も拠点事業のポスター発表会の為に3月は準備に追われていた。今大会の目玉となるフレーズは「多…

メマリー錠

本日のランチョンは第一三共さんのメマリー錠。次の仕事が迫っていたので、先に私一人だけを相手にプレゼンしてくれた新保さんに感謝です。さて、認知症関連の薬剤だが、最近になってさまざま臨床試験の結果、なぜ効くのかが少しずつ分かって来ており、特にB…

在宅医療ネットワークミーティング

過日行われた「在宅医療ネットワークミーティング」では、いよいよ看取りという場面でそれぞれの職種において、どのような役割ができるかをテーマにディスカッションが行われた。およそ150名ほどの医師、看護師、薬剤師などの医療関係者とケアマネージャ…

第2回多職種合同研修会

本日は、第2回の多職種合同研修会だった。私も、グループリーダー役でお世話係を拝命している。今日のテーマは、退院後のスムーズな連携で、最初に様々な立場の人からのミニプレゼン、その後6人ほどのグループに分かれてディスカッションと続いた。私は医…

訪問診療はあっちこっちを飛び回ってる

私がお手伝いしているM診療所は在宅療養支援診療所である。90名の在宅の患者さん、70名の施設の患者さんに加えて、春から100名の特養の人を診る事になる。訪問診療は応援の医師が加わり、医師6名、看護師3名で回している。 問題なのは、訪問診療ス…

終末期のヘルパーの役割

先日行われたケアカンファレンスでは、終末期の患者さん(90歳以上、男性、独居)についてケアマネージャーを司会に、医師、看護師、ヘルパー、ディサービスなどを交えて意見交換を行った。ケアマネージャからこの1ヶ月ほどの現状報告を総括してもらいなが…

民生委員の理解を深める

先日のケアカンファレンスでは、地域包括支援センターのケアマネに来ていただき、介護の立場から在宅医療を語っていただいた。その後、2例ほどの実例を見ながら、医師、看護師などを交えて意見交換を行った。今回の事例では、独居老人の問題でいろいろ勉強…

ケアカンファレンス

ケアカンファレンスにオブザーバーとして出席した。ケアカンファレンスは、主治医を中心に訪問看護師、ケアマネージャー、時には家族なども入って、今後のケアの方針に対して意見交換する事である。残念な事に患者さんが亡くなられた場合はDeath Conference…